米国税理士[EA]

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合格体験談

米国税理士(EA)試験合格 体験記募集!

米国税制知識、国際税務知識の統一化を図るために受験


安倍 龍司さん

 

勤務先:外資系企業

 

2018年8月 EA試験合格

Part1(2018年6月/1回目)

Part2(2018年7月/1回目)

Part3(2018年8月/1回目)

Q1 EA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?

これまで外資系企業で国際税務、移転価格税制などの税務実務経験があったが、統一された体系だったしっかりとした知識がなかった。トランプ政権による大幅な税制改革、また、今後自身の税務実務を効果的効率的に行うにはしっかりとした国際税務知識が必要と考え受験を決意しました。EAという資格は、USCMAもTACで受講をしていましたので、その際に知りました。


Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?

英語力:国際系会計資格の合格、英文契約書翻訳、invoice作成, 明細書作成、海外本社とのメールのやり取りなどビジネス上での使用。ビデオカンファレンス出席、月次パフォーマンスの説明など実践で鍛えた。

 

会計知識:USCMA(米国公認管理会計士)、日商簿記1級・2級・3級 、全経簿記能力検定 上級、BATIC, Controller Level、ICAEW IFRS Certificate(国際財務報告基準検定)など合格。実務でも米国会計基準、IFRS、日本会計基準を使用し知識は十分にあると感じております。

Q3 TACをお選びいただいた理由は?

以前から内田先生の税務講義は優れていると伺っていましたし、会計系の資格はTACと決めていましたので、EAも迷わずTACを選びました。

Q4 TACの講座でよかったところ

    講師:内田先生は試験の得点につながる重要なところに力を入れて講義されているところが印象的だった。また、先生ご自身の実務ベースでの話も、非常に参考になる。

     

    教材:「直前対策まとめ」はIndividualとBusinessesの教科書の要点をコンパクトにまとめ、非常によく作りこまれていると思う。実務でも使えるバイブルになるレベル。各Partの厳選問題要点ノートで紹介されていた問題は、本試験対策に非常に効果的。出題される個所を的確にまとめてくれているため、これをしっかり理解できれば本試験でも良い結果が出ると思います。

     

    カリキュラム:通信制で受講したので自分の好きなときに講義DVDをみて学習できた。自分のペースで学習出来た。


Q5 合格までの学習期間は?

2018年5月上旬から8月下旬まで(3.5ヶ月くらい)

Q6 合格までの学習法

サラリーマンですので平日は十分な学習時間がとれない。通勤電車の中でTACの教材の読み込み、スマホでGLEIMにログインして問題を解くのを繰り返した。休日はファーストフード店や図書館で講義DVDをみたりGLEIMにログインして問題を解いた。

 

Part1 - Individuals、Part 2 - Businesses、Part 3 - Representation, Practices and Proceduresの順で学習。Part1で基礎を固めれば

Part2の理解は早い。Part3はPart1、Part2とは別世界のように感じ、法律関連の知識をより深く求められるためUSCPAレベルの税務知識では全く対応できない。GLIEMのテキストと厳選問題集で、よりしっかりとした学習が必要のように思う。Part1とPart2に関しては、TACのテキストと厳選問題集だけでも対応できるかもしれない。

Q7 受験手続・受験時のエピソードなど

受験手続:パスポート公証時、米国大使館に入る際には厳しい入館チェックがある。アクセサリーなどの金属系、ノートパソコンなどはなるべく持っていかずに身軽にしたほうがよい。5月はIRSが忙しくない時期なのかもしれないがPTIN取得の手続きは速やかに進んで申請から1日後に取得することができた。

 受験時のエピソード:受験時間は3科目ともに3時間半でしたが、時間が余った。Part 1 - Individuals、Part 2 - Businessesはとても簡単な印象で余った時間で十分な見直しができた。Part 3 - Representation, Practices and ProceduresはBusiness Level以上の英語力がないと不可能な印象。Part1とPart2は教材の範囲で十分にカバーできると思いますが、Part3は当方の場合、教材でカバーされていない未知の範囲が50%超出たので焦りました。試験時間中はトイレ休憩時間もあり、試験途中でも試験室から出て落ち着くことができた。

 

Q8 これから合格を目指す方へのアドバイス
  1. 受験の際には英語力が必要になるのは当然と思いますが、Part3に関しましては速力と理解力が必要になるかと思います。また最近はGLEIMの演習問題の画面もEA本試験の画面と殆ど同じデザインになったのでGLEIMの演習問題を繰り返すことで本試験の環境になれることができると思います。合格後のライセンスを維持するための継続教育は非常に簡単で苦ではない。CPE creditを取得するためのテストを通過したら、翌日にはIRSのweb siteに反映されている。