Q1 EA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは? |
ここ数年間、語学系の資格取得に注力して来ましたが、語学+αのスキルの重要さを年々感じていました。 自分が興味を持っている分野で、語学力も証明出来る資格を探していた際に米国税理士試験のことを知り、チャレンジしようと思った次第です。
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Q2 学習開始時の英語力・会計知識は? |
会計知識:日商簿記3級
英語知識:英検1級、TOEIC®L&R TEST:910点
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Q3 TACをお選びいただいた理由は? |
友人が過去にUSCPAを学習した際、TACの講座を受講していて、内容が充実していた旨を伺いましたので、TACを選びました。
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Q4 TACの講座でよかったところ |
TACのEA講座は受講料が低廉に抑えられており、受講しやすいと思います。
また、演習講義やGLEIMの全問ポイント日本語解説集が分かりやすく、間違えた問題もどこがどう間違ったのかが理解出来ます。
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Q5 合格までの学習期間は? |
全体で約1年だったように思います。
途中でコロナ禍のため2年8か月の間、日本での試験が中止になり、空白期間がありました。
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Q6 合格までの学習法 |
まずは演習講義のDVDを見て演習を行いました。
その後間違った問題を最低5回解き直しました。
また、GLEIMについては全問解き、試験直前にはオンライン演習を実施しました。
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Q7 受験手続・受験時のエピソードなど |
以前、米国勤務時にSSN(社会保障番号)を取得していたので、PTIN(米国申告書作成者番号)申請時にその旨記入したところ、SSNの公証が必要になりPTIN発行をrejectされました。
米国大使館を再訪し事情を説明したところ、大使館の係員の方が機転を利かせて下さり、すぐにSSNの公証書類を作成して下さり感謝しました。
受験時は、出題範囲が広いことから、最初にPart-2を受験し合格。
次に比較的合格率が高いPart-3を受け合格。
続いてPart-1を受験しようと思った矢先、日本試験が中止になってしまいました。
その期間が2年8か月に及び、コロナ禍で合格済科目の有効期限が2年→3年に延長されたものの、度重なる試験中止に伴い合格済creditの失効が迫って来て焦りました。
2022年10月に漸く日本試験再開、残っていたPart1を受験したところまさかの不合格。
重要数値を十分にupdate出来ていなかったのが原因と思います。
2023年1月~2月の試験で失敗すれば後が無くなってしまう為、最新Editionを受講し直し、年末年始休暇中必死になってGLEIMを解いたところ、1月25日に受けた試験で漸く合格。
Part2のcredit有効期限が2週間後に迫る中、何とか滑り込みで全科目合格出来ました。
試験後、CaliforniaのPrometricから来られた試験官の方に ”Thanks. Successfully passed!” と話したところ、”Congratulations!” と言って握手をして下さいました。
念願が叶った瞬間でした。 |
Q8 勉強したことが仕事に役立っていることは |
新聞の国際税務関連記事を読む際、以前よりもよく分かるようになりました。
また、業務上国際税務の打ち合わせを行うことがありますが、以前よりも深い議論が出来るようになったと思います。 |
Q9 これから合格を目指す方へのアドバイス |
ここ数年、日本試験が中止になり、もうEA試験に合格するのは難しいかもと思うことも有りましたが、必ず再開の日が来ると自分に言い聞かせ、少しずつ学習を継続して来たところ、漸く合格出来、諦めないで良かったと思いました。
今後コロナの沈静化に伴い、以前同様の受験環境に戻ると思います。
日本のEA登録者は現状少数と思いますが、日本受験再開を機に多くの方にEA取得を目指していただけたらと思います。
私は飲み込みが遅く、税務・会計分野は全くの素人でしたが、何とか合格出来ました。
こつこつ努力すれば必ず報われる試験だと思いますので頑張って下さい。 |