米国税理士[EA]

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合格体験談

米国税理士(EA)試験合格 体験記募集!

米国税理士で差別化を図ろう!


鈴木 聖久 さん


1979年生まれ
2002年度 横浜国立大学 経済学部国際経済学科卒
東証一部上場 機械メーカー
他保有資格:通関士

2014年10月 EA試験合格
Part1(2014年9月28日/1回目)
Part2(2014年10月12日/1回目)

Part3(2014年10月19日/1回目)
Q1 EA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?

TACの税理士受講生です。3科目合格済で今年8月の試験では法人税を受験。
税理士試験後、12月の合格発表までの期間を利用し、取得を志しました。
税理士試験は長丁場であり、科目合格毎にゴールに確実に近づくことは出来るものの、最終合格迄には長い時間がかかります。
一方、米国税理士は、3科目の合格が必要とは言え、短期間で最終合格が可能であり、また、最終合格の暁には資格取得者としてPRが可能です。
一早く専門家として差別化を図る上で、非常に有効な資格と考えました。


Q2 学習開始時の英語力・会計、税務知識は?

英語力は、TOEICで730点レベル。
会計知識は、税理士受験直後の為、自信は有りました。

Q3 TACをお選びいただいた理由は?

税理士講座でお世話になっている為、迷わず選択しました。


Q4 TACの講座でよかったところ
  1. (1)教材:演習講義は抜群です。短期合格を目指す自分にとって一番有り難い、合格に必要な最低限度の知識が集約されているからです。
  1. (2)講師:講師の方の気合いのこもった授業は印象に残りました。

また、英語の発音を勉強できたのも本当に良かったです。アメリカナイズされた、これでもかという位に抑揚を付けたアクセントを聞くのは癖になりました。
これからは、是非自分も先生の発音を取り入れて、日本人がしゃべる英語からの脱皮を図っていきたいです。


Q5 合格までの学習期間は?

ネットで、パート1(個人所得税) 100時間、パート2(法人税)120時間、パート3 (手続き関連) 20時間が標準と書いてあるのを見つけました。

とにかく、自分もこの時間以内で(できれば更に短縮して)合格することを目指しました。

結果はネット記載の標準時間とほぼ同等となりました。

パート1:税理士試験でも所得税は未学習であった為、パート1には苦労しました。
ネットの記載通り、100時間掛かりました。
(演習講義は2回転)

 

パート2:税理士試験の法人税の知識が生き、ネットの記載より短い80時間 程でした。(計算問題が多く、一番楽しく取り掛かれました)
(演習講義2回転)

 

パート3:ネットの記載通り20時間。これ以上は短縮不可と思います。
同じくTACの合格体験談を記載されているツワモノの方の記事でも、パート3は1度落としたというのを事前に見ていたので、 逆にここが落とし穴と思い、一番慎重に対応しました。

(演習講義3回転)


Q6 合格までの学習法

CPAコースDVD→CPAコース問題1回転
→演習講義DVDを問題毎に止めながら見て、問題1回転
→演習講義問題 2回転
(この時に、各パート A4 1枚に絶対に暗記しなければならないものを書き出す)

→試験直前:間違えた問題及び上記A4 1枚の暗記


Q7 受験手続・受験時のエピソードなど

(1)広島に住んでいる為、最初の難関はパスポートのノータリゼーションでした。

米国大使館に電話し、代理でもいいか確認するとOKとのこと。
東京に住んでいる母親に委任状を郵送で送り、代理で行ってもらうことで、なんとか取得できました。

 

(2)短期決戦の為、各パート毎に勉強が7割方仕上がり、ゴールが見えた段階で 果敢にテストの予約を入れました。プロメトリックの受験会場である大阪までの 往復新幹線代2万円がかかっているため、絶対に負けられない状況に自分を 追い込むことができます。

 

それでも、まだEA受験に不慣れだったパート1の学習段階においては、会社の 仕事の山も重なり、思うように進まず、直前に2回、テストをキャンセル。 キャンセル料の出費はかさみました。

 

(3)試験は毎週何日も開催されているので、短期合格を目指す自分にとっては非常に有り難かったです。
また、テスト終了後、すぐに合否が発表されますので、緊張、喜び、達成感を 瞬時に体験できます。
自分の場合、全科目ぎりぎりだったとは思いますが、幸いにも一発合格することが でき、8月下旬の受講開始から10/19迄の2ヶ月間で、目標通り短期合格を 果たすことができました。


Q8 これから合格を目指す方へのアドバイス

(1)米国歳入庁から頂ける国家資格は非常に魅力的だと思います。

専門家としてのプラットホームとして利用され、税務知識・英語力・国際感覚を 磨く土台とされるのも良いと思います。

 

(2)アメリカの社会福祉制度、オバマ大統領の政策方針、日米税制度の相違点も知ることができ、習得できる知識は面白く、且つ、実用的です。 (学習後は、米国のニュースをより深い視点で見ることが出来るようになると 思います!)

 

また、日本では国民総背番号制の導入で、番号として管理されるのでは等という議論もされていますが、アメリカではとっくに背番号制が確立しているというような事情も分かり、国際比較も出来るようになります。

 

(3)“離婚”、“慰謝料”が頻繁に登場するアメリカ独特のお国柄を改めて知ることが出来たり、ビル・ゲイツ氏が寄付金をした場合の取り扱い等も理解できるようになります。(雑学も向上!)