米国で外国人として生き抜くために 1985年5月生まれ
2015年6月 EA試験合格 |
|
Q1 EA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは? |
アメリカ在住の外国人として、現地で専門職の資格保持者として差別化を図りたかったためです。EAは米国内国歳入庁(IRS)より付与される国家資格で、弁護士、公認会計士資格と並んで税務の権限が取得可能なこと、また会計事務所の開業もできるという立派な資格であったため取得を目指しました。
|
Q2 学習開始時の英語力・会計、税務知識は? |
英語知識:日常会話・ビジネスでの読み書き、電話での応対が可能なレベル 会計知識:米国会計基準(USGAAP)での経理経験3年弱 |
Q3 TACをお選びいただいた理由は? |
私はEA講座を受講したわけではないのですが、USCPA本科生をかつて受講しており、EA講座のカリキュラムがUSCPA講座のTAX講義部分とEA対策から構成されていることから、USCPA講座のTAX講義にプラスして自分でGLEIM教材を購入して学習することでEA試験に合格できると考えました。
|
Q4 TACの講座でよかったところ |
|
Q5 合格までの学習期間は? |
2年です。家庭の事情もあり勉強ができない期間もありましたが、2年前にGLEIMを購入してから合格までには1000時間を要しました。USCPAのテキストの内容だけではEA試験対策は50%程度しかカバーされておらず、自分で調べて解決していくことに膨大な時間がかかってしまいました。EA講座を利用し、GLEIM日本語解答集とEA特有の細かい知識の日本語解説があればより短時間で合格できたと反省しています。また試験のボリューム感はUSCPAの2科目分(半分くらい)が目安になるかと思います。
|
Q6 合格までの学習法 |
まずはDVDでUSCPAのTAX授業を聞いた後、USCPA厳選問題集で必要なところの問題を一通り解きました。その後GLEIMでの問題の反復を行いました。GLEIMはすべてのPartで全問2回転と間違えた問題をさらに2回転、3回転くらいしました。
|
Q7 受験手続・受験時のエピソードなど |
アメリカに在住しており、受験手続も受験も現地ロサンゼルスで行いました。受験してすぐに合格がわかるのは面白いところです。結局8回受験しましたが、毎回本番試験よりも、試験後の合格発表を待つ時間の方が緊張が高まりました(笑)合格した瞬間は、いつも試験スタッフの方々とハイタッチを交わし、楽しい時間となりました。
|
Q8 これから合格を目指す方へのアドバイス |
合格率が高いため簡単に思われがちなEA試験ですが、合格までにはそれなりの勉強が必要かと思われます。それぞれのPart毎の合格率は高くても言語的にNon-Nativeには不利な試験ですから、しっかりとした準備が必要です。しかしながら、勉強を続ければきっと合格できる試験です。資格取得後のイメージを持って勉強のモチベーションを保ちましょう。 |