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合格体験談

米国税理士(EA)試験合格 体験記募集!

本試験のポイントを押さえたTACの教材


堺原 崇さん


製造業 経理部門勤務
税理士試験合格

2016年1月 EA試験合格
Part1(2015年11月/1回目)
Part2(2015年12月/1回目)

Part3(2016年1月/1回目)


 

Q1 EA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?

会計・税務に関する英語力を向上させたいと考え、日本の税理士試験の結果発表までの間の時間を有効活用するために勉強を始めました。


Q2 学習開始時の英語力・会計、税務知識は?

英語力:790点

会計知識:税理士試験合格
Q3 TACをお選びいただいた理由は?

日本の税理士の勉強にあたって受講しており、会計系の資格試験に関する合格実績について信頼があったため。受講料が比較的低価格で受講できたため。


Q4 TACの講座でよかったところ
  1. 教材、カリキュラムのいずれも合格のために非常に効率的にできている点がよかった。結果的に、TACの厳選論点ノートで問われた論点をおさえておけば、本番の試験でも十分に対応できた。また、確実性を高めるためにGLEIMの問題集も各受験生の志向にあった勉強ができてよいと思う。


Q5 合格までの学習期間は?

5カ月程度です。9月はじめから勉強を開始して、USCPAのTax講座2カ月、Part1合格 1カ月。Part2合格 1カ月。Part3合格 2週間。要した時間は、自習時間のみですが、Part1 45時間(15時間×3週)Part2 60時間(15時間×4週)Part3 30時間(15時間×2週)程度です。


Q6 合格までの学習法

TAC受講ガイダンスの通りの手順で下記のように受講しました。全体を通して、基本的には問題集の解き直しを中心とした学習をしていました。時間効率を上げるため、問題集を解く時には必ず記録して、解きなおす問題にはミス実績に応じて強弱をつけていました。

 

1.USCPAのTAX講義(基礎知識のインプット)。
DVDを視聴し、対応するU.S.CPAのTAX問題集を解きました。DVD視聴後、最初に問題集を解くときは、1,2問しか正解できませんでしたが、とにかく問題集を1回転しました。この段階ではあまり論点を(特にテキスト後半のものは)消化できていませんでした。

 

2.Part1(演習)
次の手順で行いました。①DVDを視聴、DVDを止めながら厳選論点問題ノートを解く。②厳選論点問題ノートを全て解き直しミスした問題を把握する。③ミスした問題だけを解き直す。④GLEIMの問題を読む程度に一通りみる。⑤オンライン100問テスト⑥最後の1週の前半:ミスした問題を解き直す。⑦最後の2日間:厳選論点問題ノートを全部解き直す。
USCPAのTAX講義と同様、厳選論点ノートを初めて解くときは、1割ほどしか解けませんでしたが、③のところあたりで解けるようになりました。初めて本試験を受験して、厳選論点ノートの問題が解ければ十分であることが確認できました。

 

3.Part2(演習)
Part1と同様の学習方法です。量が多いのでPart1より+2週程度勉強期間を要しましたが、割合や限度額などの個別・独立に覚える項目がPart1より少なく、投資の清算など幹となる考え方があり、横のつながりを理解すれば多くの問題を回答できるパートだったので勉強はしやすかったと思います。本番では、初見の問題が多く、覚えた知識ではなく常識的な感覚で解答した論点も多くあったので、不合格かと思ったのですが合格していました。

 

4.Part3(演習)
Part1と2と同様の方法です。量が少ないことと、どの程度やれば本試験対応できるか感覚がつかめていたので余裕をもって試験に臨めました。本試験ではPart2と同様に自信をもって解答できた点は少なかったですが、無事合格できました。


Q7 受験手続・受験時のエピソードなど

PTIN(申告書作成者番号)の取得について。私は関西在住で色々とややこしいかと思っていたのですが、パスポート公証は関西でも簡単に早く取得でき、IRSからのPTIN連絡も短期間で取得できました。

勉強で困った点。米国の税法の学習はこれが初学だったことや、IRAや社会保険等の米国の制度に対する理解がなかったことから、学習開始時は勉強方法がつかめず歯がゆい思いをしておりました。途中から、試験合格と割り切って合格のための学習に切り替えました。


Q8 これから合格を目指す方へのアドバイス

米国税務の全体像を短期間で習得できることが、この勉強の良い点だと思います。

また、英語学習という点でも、毎日2、3時間、問題を解くために英語を読むことで読む能力が向上でき、また、税務に関する単語とそれがどういう文脈で使われるかを合わせて覚えることもできるので、TOEIC対策等よりも、英語力の向上にも大きく役立つと思います。